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1 題材の目標   2 題材の評価規準 3 主な学習内容と評価 アドバイス 資料

1 題材の目標       2 題材の評価規準

1 題材の目標

コラグラフ(学習プリント参照)は、素材のもつ物理的な力が表現される版画技法である。偶然性を楽しみながら、その偶然をいかに生かすかがポイントであり、描写力に自信のない生徒もアイディア次第で質の高い作品を追求することができる。
この題材では、素材のもつ材質感からイメージを膨らませ、形や色の組み合わせやインクの混色、刷り順を変えることなどによって刷り上がりの効果を楽しめるようにしたいと考えている。


2 題材の評価規準

関心・意欲・態度 芸術的な感受や表現の工夫
版画の多様な表現に関心をもつとともに、形や色が反転したり、同じ作品が複数できるという版画の面白さを味わおうとしている。 作品の中の登場人物と入れ替わることによって、作品の時代背景や作者の心情・意図、表現の工夫などに気づくことができる。
創造的な表現の技能 鑑賞の能力
版画の基本的な種類や特徴を理解するとともに、コラグラフ独自の技法を習得することで、表現を広げようとしている。 制作過程を振り返り、自分の表現方法を見つめ直したり、展示作品を鑑賞したりして、次の制作に生かそうとしている。